稲 架 は さ
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 こくもつ(こめ  むぎ  だいず    み   りよう     さくもつ)  しゅうかく    とき    かんそう              ひつよう
 穀物(米、麦、大豆など実を利用する作物)を収穫する時は、乾燥をしっかりする必要が
        だっこく からおと    み   かんそう かんぜん                お
あります。 脱穀も殻落しも実の乾燥が完全でないとなかなか落ちないのです。
 げんざい       きかいかんそう   な      むかし   たいよう ひかり ねつ  りよう     しぜんかんそう  こくもつ  かん
 現在のように機械乾燥が無かった昔は、太陽の光と熱を利用した自然乾燥が穀物の乾
そうほうほう        た   なか  た     き   なが  まだけ  よこ  わた        つ         よこぎ   いね  まめ
燥方法でした。田の中に建てた木に長い真竹を横に渡してくくり着け、その横木に稲や豆
  き   たば  ふ   わ         か              じょうたい     かかん    ほうち         じゅうぶんかんそう
の木の束を振り分けにして架けます。 その状態で20日間ほど放置するだけで十分乾燥
 
できるのです。
   
はさ木