ヒガンバナ(曼珠沙華)まんじゅしゃげ
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 あき   ひがん  ちか           あぜ  ぼ ち    まっか                はな   さ
 秋の彼岸が近くになると、畦や墓地に真っ赤なヒガンバナの花が咲きます。
         きゅうこうしょくぶつ  い                        えどじだい     ききん  とき 
 ヒガンバナは救荒植物とも云われます。そのわけは、江戸時代の飢饉の時などには、
   きゅうこん ほ    しょくりょう       い                           きゅうこん
その球根を掘って食料にしたと云われています。 しかし、この球根にはアルカロイドの
どく        なま          たべ                      きゅうこん はいじゅう  つ      みず
毒があり、生のままでは食べられません。それで、球根を灰汁に浸けたり水にさらしたり
  どくぬき        もの               と     りよう
して毒抜きをした物からデンプンを取って利用したそうです。
      はな     がつ  はな  さく  とき     は   み         なつ   は   で       とき     はな   み
また、この花は10月の花が咲く時には葉が見られず、夏の葉が出ている時には花が見
         べつめい「はなし はななし」       い
られないので、別名「葉無し花無し」とも言われています。
   
ヒガンバナ ヒガンバナと墓地