筆塚<笹原氏>ふでつか (六呂瀬地区)
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 ろくろせ けんどう そば しぜんせき つか  た      ふでつか
 六呂瀬の県道の傍に自然石を使って立てられた筆塚があります。
 ばくまつ ころ  ささはらし     てらこや  ひら  ねんかん とお      めい     でし   おし
 幕末の頃に、笹原氏がここに寺子屋を開き、年間を通して3、40名ほどの弟子を教
          せんせい な       あと      でしたち せんせい ごおん かんしゃ    ふでつか
えていました。先生が亡くなられた後に、その弟子達が先生の御恩に感謝してこの筆塚を
た              かみひづめ とうちんじ   じゅうしょく おし てらこや
建てたのです。また、上樋爪の東珍寺には、住職が教える寺子屋があったといいます。
       むかし てらこや せんせい けんしょう ふでつか まるおかちょう えんこうじ けいだい 
 このような昔の寺子屋の先生を顕彰する筆塚は、丸岡町の円光寺の境内には山田庸
やまだようのすけし たいうんじけいだい たけやまひでよしし ふでつか
之助氏の筆塚、台雲寺境内には竹山秀吉氏の筆塚があります。
筆塚・・・使った筆を埋めた塚。転じて寺子屋や学校の先生をたたえる石碑     <増補改訂丸岡町史>
   
笹原氏の筆塚 角度を変えて撮影