松屋の地蔵 まつやのじぞう(六呂瀬地区)          
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        したがいち  えどじだい  ぶんせいねんかんこんりゅう まんえんがんねんこんりゅう  ほ  こ    じぞう
 六呂瀬の下垣内に、江戸時代の「文政年間建立」と「万延元年建立」と彫り込んだ地蔵
そん ほこら まつ             だいざ ひだりみちえいへいじ・かつやま き   みちしるべ
尊が、祠に祀ってあります。その台座には「左道 永平寺・勝山」と記した道標があります。
   むかし まち まち  む  みち ぶんきてん                   じどう       むかしばなし
ここは、昔、町と町を結ぶ道の分岐点でもあったようです。 この地蔵は、丸岡町の昔話
 まつや じぞう       まつや しゅじん   ながや ふち す だいじゃ よめ     すえむすめ くよう
「松屋の地蔵」にもある松屋の主人が、長屋の淵に住む大蛇にお嫁にいった末娘の供養
      た   じぞう     い
のために建てた地蔵だとも言われています。
          まつや じぞう              さかいちょうながや はし       ほんぞん
このほかに「松屋の地蔵」といわれるものは、坂井町長屋の橋のたもとには本尊があり、
たけくらべやま ちょうじょう えいへいじちょうじょうほうじちく
丈競山の頂上や永平寺町下浄法寺地区にもあるということです。      <鳴鹿村史>
  
松屋地蔵と祠