鳴鹿大堰 なるかおおぜき(上久米田地区)
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  なるか       くずりゅうがわ     しゅすい    さかいへいや   みず  なが   かんがいようすい           なるかおお
 鳴鹿には、九頭龍川から取水して坂井平野に水を流す灌漑農業用水のための鳴鹿大
ぜき
堰があります。
  えどじだい        かわ なか   たけ ふじ くいぎ   ざいりょう     せき  つく      めいじ           いしづ
 江戸時代から、川の中に竹、藤、杭木を材料として堰が作られ、明治ごろからは石積
    せき  つく                まいとし こうずい        なが      こま        しょうわ       てっこつ
みの堰を作っていましたが、毎年、洪水のたびに流されて困るので、昭和30年に鉄骨
 つか   おお         せき  つく
を使い大がかりな堰を作りました。
 いま    ふる     と   こわ            きゅうなるかおおぜき      とき       らくましゅっしん こっかいぎいん
 今では古くなり取り壊されましたが、旧鳴鹿大堰を作る時には、楽間出身で国会議員で
        さかいとしおし    どりょく           さいしん どぼくけんせつ  ぎじゅつ  つ               かんせい
もあった酒井利雄氏の努力によって、最新の土木建設の技術を使い8年かかって完成し
ました。
     あたら  しんなるかおおぜき  つく      さかいへいや    かんがいようすい     ふくいし  じょうすいどう のうぎょう
 今は、新しく新鳴鹿大堰が作られ、坂井平野の灌漑農業用水や福井市の上水道と農業
ようすい しゅすい          たもくてき           りよう
用水の取水のための多目的ダムとして利用されています。
堰・・・用水に水を導くために川中に作られた堤防
   


昔の鳴鹿堰 旧鳴鹿大堰
新鳴鹿大堰 新鳴鹿大堰