多重石塔 たじゅうせきとう (上金屋地区)
お宝地図へ
  かみかなや  はちまんじんじゃ      ぼんじ   だいえい ねん  つき  ひ       ねん      こくいん    たじゅうせきとう
 上金屋の八幡神社には、凡字と「大永3年12月2日(1523年)」との刻印がある多重石
     いちぶ               はか      ろくろせやまこふん          やまひと      はか            つち
塔の一部があります。 お墓には、六呂瀬山古墳のように山一つをお墓としたものや土に
 う     ひと   うえ  めじるし     もくちゅう  そ と ば   かわいし お
埋めた人の上に目印として木柱の卒塔婆か川石を置いたものまでいろいろあります。
  たじゅうせきとう   へいあんじだい      えど じだい       つく       みぶん   たか ひと     はか
 多重石塔は、平安時代から江戸時代までに作られた身分の高い人のお墓なのです。
いま          たじゅうせきとう  だれ                 わ             つぼのうち   くみんかいかん    おな
今では、この多重石塔が誰のものだったかは分かりません。坪の内の区民会館には同じ
    ごりんとう   いちぶ
ような五輪塔の一部があります。
多重石塔の一部