サクラマスの放流(パート2)

     2年生の子どもたちにとっては、3月に岩屋川へ行っての放流から2度目となるサクラマスの放流を行ないました。
3月に放流せず学校で継続しエサをあげたり観察を続けてきました。
それから1か月ほどの間に順調に大きくなり、しっぽもサクラマス特有の赤色になり、体にもパーマークといわれる黒い模様がしっかり出てきて、立派なサクラマスになりました。
 水温が病気が発生し始める15℃近くになってきたので、連休を前にお別れです。
他の学年の子どもたちも、あみでサクラマスを救うなど旅立っていくサクラマスのお引越しのお手伝いをしてくれました。
なるかっ子たちに見送られながら学校を出発し、学校近くの大谷川に放流しました。
川岸では、カップに入れてもらったサクラマスをいとおしく眺め、「元気に育ってね。」「九頭竜川に無事に泳いでいってね。」などと声をかけてお別れをしていた子どもたちでした。
勝山の岩屋川と違って、ゴミが浮かんでいたり、水も汚れていたりと、サクラマスにとってあまりよい環境とはいえませんでしたが、
カップから放流されたサクラマスたちは、すぐに草陰に隠れていきました。しかし、しばらくすると水に慣れたのか、すいすいと群れで泳ぎ始めました。
 この日から食べるものを自分で探したり、鳥や他の生きものに食べられないようしたりと、サクラマスたちにとっては過酷な日々が始まりましたが、無事に大きく育ってほしいと思います。
 さて、放流も無事終わりサクラマスとのお別れを果たした子どもたちが、学校に着き給食の準備をしようと食缶を開けると、なんと魚の唐揚げがた〜くさん入っているではないですか・・・・。
この光景に、子どもたちから思わず「えっ〜。」と悲鳴に近い声があがっていました。。どうしてこの日に、このメニュー…