■6年生まほろば学習
   「鳴鹿まほろば物語」福祉編
「いきいきプラザ霞の郷」を訪れて  2月22日(火)
 まほろば学習の福祉学習および社会科の「わたしたちの生活と政治」の学習のために,「いきいきプラザ霞の郷」に出かけました。まず「福祉と行政との関係」について,社会福祉協議会の方の案内で福祉保健センターを見学し,後半はデイサービスセンターで共におやつ作りを楽しみました。

バスの霞の郷に到着。ふだんは利用しても左側の温泉という人がほとんどでしょう。大半の人は初めて「福祉保健センター」に入りました。

本日お世話になる社会福祉協議会の職員2名のごあいさつをいただきました。2班に分かれて見学を行いました。

高齢者や障害者に優しいバリアフリー設備が至る所に。この何の変哲もなさそうな自動販売機の特徴が分かりますか。

福祉保健センターの各所を説明していただきました。トイレや浴室なども障害者のために数々の工夫がなされています。

和室の大広間や,創作室,カラオケルームなど,高齢者の生きがいのための設備も充実しています。利用中のため中まで見学は出来ませんでしたが,それだけ施設が有効に利用されているのですね。

これは何でしょう? 自分で本のページをめくるための道具だそうです。高齢者や障害者も「自立」つまり自分で何でもできることが何より楽しいことですね。

普段何気なく見ている点字ブロックの説明もしてくださいました。止まるところ,進むところ,うまくできていますね。

質疑の時間も設けてくださいました。施設のバリアフリーも大切ですが,何より大切なことは「心のバリアフリー」。自立支援介護と合わせて,次の実践に結びついていきます。

いよいよデイサービスセンターに移り,交流会が始まりました。壇上でクラスの紹介とあいさつをしました。

6班に分かれ,クレープ作りを通して交流を始めました。うまくいくといいですね。

まずは一人一人の自己紹介から。まだお互いにちょっと緊張している感じ…早くきっかけをつかみたいですね。

クレープ作りが始まりました。たぶんクレープ作りは初めてでしょう。失敗もご愛敬,そこから話が弾みます。

おばあちゃんの意見を聞いてクレープの具を盛りつけていきます。だいぶうち解けてきたみたいですね。

おばあちゃんを囲んで記念撮影。息も合ってきたようですね。

クレープが出来ていよいよ「いただきます」。楽しい会食の始まりです。

おじいちゃんといっしょにクレープを食べました。「ぼくのつくったの,おいしい?」「うん,おいしい」「よかった…」

クレープを食べ終えて,おばあちゃん方はいろいろなことを教えてくれました。出てきたのは何と漢字練習のプリント!生涯学習ですね。

もうすっかり孫気分,おばあちゃん方も”お孫さん”のように可愛がってくれました。まるで家庭的ですね。

ようやくうち解けて話が弾みだしたというのに,もうお別れの時間で,残念です。またいつか会いましょう。

最後に社会福祉協議会に,児童会が集めた古切手を寄贈しました。集まった切手は2kgを越えました。みなさんご協力ありがとうございました。