4年生まほろば学習「ぼくたち環境探検隊」
4月26日(水) 上金屋へ拠点回収見学。
 この日,上金屋のごみ拠点回収の様子を見学しました。ここでは18種類に分別されるごみ。古紙も新聞紙と雑誌,ちらし,段ボールに分けられていました。びん回収のトラックが来て,かごの中のびんを運んでいきました。ふつうにすてればただのごみ,でも「分ければ資源」ですね。
色とりどりのかごや容器がならんでいます。その種類何と18種類です。こんなにこまかく分けるんだね。 オーブントースターは何のごみになるんだろう。毎日出るごみはともかく,分別って難しいね。でも大切なこと。
きれいに分別されている様子を見て感心しました。ごみの分別には,わたしたちみんなの努力が大切ですね。 ちょうど,びん回収のトラックがやってきました。これらのびんも,やがて新しいびんに再生されるのでしょう。
5月12日(金) ゲストティーチャー授業
 4年生は,社会「ごみの処理と利用」の学習のために,坂井市役所丸岡総合支所市民課の大谷課長さんにゲストティーチャーとして来ていただきました。旧丸岡町の時よりごみの拠点回収を進めてきたことで,リサイクル率が上がり,燃えるごみの回収量が減ってきたことなど,資料を使いながら説明して下さいました。旧丸岡町のリサイクル率は,平成17年度は27.5%まで上がってきました。全国の中では,北海道富良野市はリサイクル率が97%で,ごみ焼却はしない,燃やせるごみは固めてストーブで使う燃料に使うことなどを知ることができました。そしてリサイクルを進めると,燃やすためにかかる費用を減らすことができることも分かりました。
市役所の大谷さんから,坂井市のごみ分別について,資料を使って説明して下さいました。 けっこう細かい分別ですね。でも,そのおかげでリサイクル率は大きく上がりました。
ほかにも「ごみ分別の手引き」などさまざまな資料をいただきました。よく目を通して,できる限り努力しましょう。 この”札束”は… ごみ処理の費用がこんなにかかることを示しています。リサイクルによってこの費用も少なくすることができます。
6月9日(金) 笹岡清掃センターへ
 4年生はこの日,あわら市笹岡にある福井坂井地区広域市町村圏事務組合清掃センターを見学しました。センターの中道さんからは,平成17年度に清掃センターで処理されたゴミの量や,1日に福井坂井地区内の人ひとりがどれくらいゴミを出すか,ゴミはどのように処理されたかを教えていただきました。そのあと,センター内の見学を行いました。ごみピットの大きさやごみの量の多さ,広い最終処分場も数年でいっぱいになるということなど驚きの連続でした。
 その後、研修室に戻り、疑問に思っていることなどを質問しました。ごみを燃やすために1年間に12億円ものお金がかかること,センターはお正月と点検のために10日ほど休む以外ほぼ355日24時間ゴミを燃やし続けていることに子どもたちは驚いていました。
 この日は大変有意義な見学をすることができました。それとともに,これからは分別回収に心がけ,燃やせるゴミの量を減らしていくことを子どもたちは気づくことができました。
清掃センターの中道さんから,センターで処理されるごみの量などのお話をいただいたあと,センター見学へ。こんなものまでがごみ!? 中央制御室では,オペレーターがモニターで異常がないかを監視しているところ見せていただきました。
ここは最終処分場。ゴミ焼却後の灰を埋め立てるのですが,ここも何年か後にはいっぱいになってしまいます。ゴミの量を減らしてなるべく埋める灰が少なくなるようにしなければなりません。 ここはゴミピット。窓越しに見たときも,このように直接見ても,ゴミクレーンの大きさとゴミの多さに驚いていました。。
再び研修室へ。1ヶ月に1億円,1年間に12億円ものお金が,ゴミを燃やすために使われているそうです。ここでも驚きの連続でした。 最後に記念撮影。今日の見学を生かして,これからは分別回収に心がけ,ごみを減らすように一人ひとりが努力しましょう。