1980(昭和55)年度
 「ふるさとづくり」の教育に力を入れた1980(昭和55)年度に行われた主な行事や学習を振り返ります。
【鳴鹿小学校の主な出来事】
  • 県教委より「ふるさとづくりの教育推進校」の委嘱を受ける(4月1日)
  • 皇太子ご夫妻をグリーンセンターにてお迎え(10月11日)
  • 米飯給食が始まる(11月)
【国内外の主な出来事】
  • 衆議院が「ハプニング解散」。総選挙中に大平首相が急死。(5〜6月)
  • ソ連でモスクワオリンピック開催。日本はアメリカなどとともに参加をボイコット。(7月)
  • 山口百恵の引退コンサートが日本武道館で行われる。(10月5日)
  • 通算本塁打868本の巨人・王貞治が現役を引退。(11月)
  • ザ・ビートルズのリーダー,ジョン・レノンが銃殺される。(12月8日)
当時の学校生活の様子
「ふるさとクラブ」でふるさとの歴史を語り合っています。 「ふるさとの植物展示」。毎週1回の展示学習でふるさとの植物を知ります。
清掃活動に力を入れている様子。校舎は新築からまだ2年。 前庭の手入れ。「明るい家庭や町づくり」に努めました。
7月の「たなばた発表会」の様子です。
7月 林間学校
 4,5,6年生が参加して,三国臨海公園で行われました。
9月21日(日) 鳴鹿地区体育大会
 地区挙げての校区体育祭。いくつもの大会記録が生まれ,「仮装行列」も行われました。(参考;「愛育」第47号)
10月11日(土) 皇太子ご夫妻が鳴鹿へ
 皇太子ご夫妻(現・天皇皇后両陛下)が全国育樹祭ご臨席のために,完成間もない福井県総合グリーンセンターを訪れました。鳴鹿小学校・幼稚園の児童・園児・職員全員で,日の丸の小旗を振ってお迎えしました。両殿下も手を大きくふって,児童たちに「ありがとう」と笑顔でお答えになりました。(写真・参考;「愛育」第47号)
11月17日(月) ふるさとめぐり小遠足
 「ふるさと教育推進校」の指定を受け,ふるさとめぐり小遠足を,5月と11月の2回実施。友末神社,為安八坂神社,久米田神社や弥六岩,もみ仏,わんかし山,丸山,そしてカントリーエレベーターやグリーンセンターをめぐりました。(参考;当時の「福井新聞」記事ほか)
12月20日(土) しめなわ作り
 正月を前に生活技能の伝承として初めて実施されました。勝山市で研修を受けた子ども会育成会の大西会長・大崎副会長と上田教頭の3名の指導で行われました。児童は「ぼくの勉強部屋に飾ろう」など出来栄えを自慢し合っていました。(参考;当時の「福井新聞」記事ほか)
12月〜1月 56豪雪
 福井市で最深196cmの積雪を記録した「56豪雪」。「38豪雪(1963年)」に迫る記録的な豪雪でした。
学校前の道路も,高い雪のがべになってしまいました。 児童玄関前。高い雪の山で,体育館入り口は完全にふさがってしまいました。
のき下にせまる高さまで雪が積もりました。当時,竣工から2年あまりの新校舎も,雪下ろしの必要に迫られました。
大人が大雪で苦労する間も,子どもたちは大はしゃぎで遊んでいました。