ビオトープの生き物調査(矢村健一先生をむかえて)
 
2003年10月17日
自然観察の応援団として矢村健一さんをお招きし、ビオトープの生き物調査を行いました。矢村さんは自然観察指導員や森林インストラクター、ネイチャーゲーム指導員など、たくさんの資格をもつ方で、ボランティアで子どもたちに生き物の魅力や自然のおもしろさを教えに来てくださいました。午前中、天気にも恵まれ、ビオトープの植物や昆虫などをじっくり観察することができました。
最初、教室で矢村さんの少年時代の思い出や観察のポイントなどについて伺いました。 生き物同士がつながって生きている生態系の考え方も教えていただきました。 
お話の後、さっそく外に出て自然観察を行いました。見つけたカタバミの葉で十円玉を磨くと、不思議なことにぴかぴかになっていきました。 5つのグループで分担を決め、ピオトープを観察しました。分からない植物は、矢村さんにすぐ教えていただきました。
スケッチをしながら観察すると、植物のいろんな表情をとらえることができました。自分の目でじっくり見ることが観察の基本ですね。 池に網を入れると、ミズカマキリやシマゲンゴロウなどが見つかりました。メダカ以外の生き物も順調に増えているようです。
名前の分からない生き物は、図鑑で調べてみました。似ているものが多くて、名前を特定するのが大変でした。 昼休みには、矢村さんがネイチャーゲームを紹介してくださいました。背につけた生き物の正体を友達に質問しながら探っていくおもしろいゲームでした。