2004年4月(APR)
 
 鳴鹿小学校の「まほろばビオトープ」に、新しいなかまが完成しました。
 「ビオトープのあゆみ」でも紹介させて頂きましたが、昨年度から始まりました、「環境・エネルギー教育支援事業」の一環で本校では、ビオトープに太陽発電装置を設置させて頂きました。これからの子供たちには、環境とエネルギーの問題は大切な学習です。これから校内研究を深めていきながら、いろいろな学習のなかで活用をしていきたいと考えています。現在は、ビオトープ池の中に水中ポンプを置いて、水を循環させています。充電の都合で、稼働時間は10時から2時頃までにタイマーでセットしていますが、保護者の方にも是非ご覧頂きたいと思います。
 さて、ビオトープは緑一色に変化してきています。先月は水中からちょっと顔を出していたガマもあっという間に背丈が30pから50pに伸びました。メダカは池の中をイワシの大群のように泳いでいます。
 日々変化するビオトープ。これからの観察がとても楽しみですね。
 
               
2004/4/23
 昨年、私たちの活動を支援してくださっているコメリ緑資金から、ボランティアとして小林さん(コメリ永平寺店店長)が来ていただき、植樹した山ツツジです。こんなにきれいな花をつけましたよ。昨年度の6年生の皆さん、平井先生是非見に来て下さい。 
 これはクリです。この木も山ツツジと同じ時に植樹したものです。「桃栗3年、柿8年・・・」と、言われますが、早くおいしいクリを実らせてほしいですね。やっと、小さな葉が芽吹いてきました。子供たちの観察にいかしています。
2004/4/21
 4年生の理科の時間の様子です。
 4年生の理科は、「あたたかくなると(生き物)」と「電気のはたらき」からスタートです。
 鳴鹿小学校では、ビオトープに育つ草花や、校地内の樹木を観察しています。
 今年は、4年生一人ひとりが、観察する草花を決めて、一年間観察することになりました。季節の変化と、気温の変化、草花や樹木の変化を観察して関連づけて学習していきます。
 この写真は、「電気のはたらき」で太陽電池で発電された、電気の大きさをしめす計器を見ています。太陽の明るさの変化が発電の大きさにかかわっていることが理解できました。みんなとても興味ぶかく観察していました。

 ガマの観察を担当した子供たちです。葉の長さがもう1メートルをこえたものも観察できました。ここ一週間で大きな変化が発見できました。
 観察カードへの記入もじょうずになってきました。ホームページで紹介していきます。

2004/4/18
 築山から撮影しました、現在のまほろばビオトープ全景です。黒い矢印のところをご覧ください。太陽電池(ソーラーパネル)が見えますね。南方向に向いています。角度は、36.5度にセットされています。これは、埼玉大学教育学部技術教育 山本先生のご指導によるものです。福井県の場合は固定されているソーラーパネルはこの角度がいちばん良いということでした。本当は、季節にとって、角度が変わり、太陽の動きに合わせて、パネルが回転するといちばんいいのですが・・・。でも、太陽の位置や光量の変化が発電量に与える様子を調べることができますので、利用価値は多大ですね。
 池の様子です。水面からたくさんのガマの葉が観察できます。2年目をむかえてガマの成長に大きな変化が見られますね。
鳴鹿地区で、ガマを採集して移植したときには、10株だったのですが。
 ミズカマキリを発見しました。矢印のところにいますがご覧できるでしょうか。かなり大きいミズカマキリです。逆さまになり、おしりを水中からちょっと出してします。
 昨年、池にきれいな花を咲かせたスイレンの葉が広がってきました。まだまだ小さいですが、少しずつ大きさを増してきていますよ。今年もたくさんの花をつけてくれるでしょうね。とても楽しみですね。