2004年7月(JUL)
 
 「まほろばビオトープ」7月号です。
 まほろばビオトープ池は生き物がいっぱいです。夏をむかえて,ビオトープ一面に広がる緑の植物。そして,ビオトープに生きる昆虫や魚たち。日々変化するビオトープに子どもたちの観察もとても意欲的です。
 鳴鹿は自然に恵まれたすばらしい地域です。でも,この地に生活している子どもたちからも自然体験が失われつつあることを実感します。鳴鹿に育つ子どもたちにとって,この小さなビオトープでの自然体験や観察活動が,自然とともに生きることの大切さを知るきっかけになることを願っています。
 
2004/7/2
 ビオトープ池一面に広がる「ガマ」がご覧いただけますね。ものすごい勢いで水面をおおいつくしてしまいました。今日は,3年生がみんなで観察です。
 糸トンボを撮影しました。生い茂るがまの葉の間を小さなトンボが自由に飛び回っています。この糸トンボは,胸の色が黄色です。
 休み時間に観察していた児童から「きれいなチョウがいます。」の発見報告がありました。さっそく,カメラを持ってビオトープに行ってみると,草むらをひらひら・・。○○チョウで名前は現在調べています。いままでに報告がない初めてのチョウですね。アゲハのように大きなチョウではないし,モンシロチョウぐらいの大きさでした。
 ビオトープ池の草むらにヤゴのぬけがらがしっかりとついていました。ちょっと見逃してしまいそうな場所でしたが,よく発見できましたね。羽化したトンボは,またこのビオトープに卵を産み付けてくれることを期待したいですね。