2004年11月(NOV)
 
 「ビオトープリポート」11月号です。
 11月に入り,朝夕の冷え込みもいちだんと厳しくなってきました。ビオトープの草花はすっかり「秋色」に染まっています。池一面をおおっていたガマの葉も小麦色です。時折吹く秋風に葉を枯らしはじめてきています。
 本校のビオトープは,今年の冬をむかえ,3度目の冬になります。ビオトープに生きる生き物たちは,きっと越冬の準備をしていると思います。昆虫によって,池の中で越冬するもの,周辺の土の中で越冬するものがいます。メダカたちもどんなふうに越冬するのでしょうか?これからも皆さんの観察でいろいろな発見をしてくださいね。
 
2004/11/2
 築山からの11月のまほろばビオトープ全景です。
先月の様子とくらべて下さい。ずいぶんビオトープの色が変化していることに気づくでしょうね。一面の
ガマは収穫前の小麦畑のような色合いに見えますね。また,ビオトープに生きる動植物はどうしているのかな? みなさんの観察・発見をまっています。
 池の橋から木製遊具を撮影してみました。ガマの葉の様子がよく分かりましね。ずいぶん枯れはじめています。空気の温度が低くなるにしたがって,草花の様子が変化しています。自分の目でしっかり観察して下さいね。
橋にアキアカネが一匹。ひなたぼっこをしているのかな。腹部が真っ赤ですね。とてもきれいなトンボですね。
ビオトープ池の水中ポンプは太陽光発電を利用しています。今日のように天気のよい日は,太陽の光を受けて,どんどん発電しています。発電の様子は,配電ボックスの中のメータを見ることで確認できます。でも,曇っていたり,雨が降ったりすると発電できません。自然エネルギーの活用を考えていくことはこれからの生活では大切なことですが,いつも安定したエネルギーの供給は難しいのが現状です。まずできることは,省エネですかね。不必要な電気の使い方はしていませんか?身の回りの生活から見直していきましょうね。