2004年12月(DEC)
 
 「ビオトープリポート」12月号です。
 12月に入り朝夕の冷え込みも更に厳しくなり,今朝は,ビオトープ池にかかる橋には初霜がつきました。しかし,お昼には春を感じさせるような日ざしがグラウンドにそそがれています。(12月14日現在)
 さて,ビオトープ池の植物は,下の写真のようにすっかり枯れてしまいました。わずかに周辺に緑が見えるのがシロツメ草です。メダカもずいぶん数を減らし,橋の上から数匹の確認ができるぐらいになりました。昨年,メダカについて教えて頂いた越冬への準備(雪が積もらないように雪かこいをする)は,橋ができたことで今年は大丈夫だと思います。
 でも,びっくりしたことが一つ・・・・。ビオトープ近くにある学校園のキャベツ・ブロッコリーにたくさんの青虫がいました。モンシロチョウはさなぎで越冬しますが,きっと来年の春にまほろばビオトープに舞うチョウですね。まだまだ,いろんな観察ができますよ。これからもいろいろな発見をしてくださいね。
 
2004/12/14
 築山からの12月のまほろばビオトープ全景です。
ビオトープの色がずいぶんかわりましたね。草花はすっかり枯れてしまいましたが,周辺の
シロツメ草はいぜんと緑色ですね。植物の種類によってちがう様子を見せてくれるんだね。池の向こうに見えるカエデは,紅葉もすぎて枝を見せるだけになっていますね。
 池の橋からガマの様子を撮影しました。ガマの穂を見てください。ずいぶん変身したでしょう。葉は枯れて,穂はたくさんの種をつけて池の中や風で飛ばされていますね。
学校園のキャベツ畑についたアオムシです。チョウは春のイメージが強いですが,こんなに寒くなってもしっかり生きていますよ。来年の春,まほろばビオトープに舞ってくれるといいね。
ビオトープの築山に昨年植えたクリです。今年一年でずいぶん大きくなりました。葉は全部落ちてしまいましたが,ちゃんと来年の芽がついているんですよ。