鳴 鹿 水 族 館  2004年5月
 鳴鹿水族館がオープンして、9日が経過しました。4月29日(下の水槽写真)と現在の様子をくらべて下さい。まだ、水草の生長の様子が写真ではわからないと思いますが、よく見ると少し変化が見られます。
 まず、
スクリューバリスネリアがちょっとせたけをのばしていますね。少しだけ緑がこく見えませんか。アマゾンソートはあまり成長が確認できませんでした。ウォーターバコパは、ちかくのアマゾンソートの高さにおいつくくらいになりました。グロッソスティグマも自分の場所を広げています。 ※水草の名前は4月号で調べて下さいね。
5月 7日(金)

4月29日(木)

照明  
20W蛍光灯8本・タイマーで自動制御(手作り) 水槽 ニッソー(1200×450×450) 
底床 
大磯(中) 水槽台 旧図書館カウンター利用(とても丈夫です) ろ過器 ニッソー外部ろ過器
 bP この水草についたあわに注目して下さい。(5/7)
 さて皆さん問題です。この「あわ」の正体は何でしょうか?
水草(ホトニア)の矢印のところを注目して下さい。丸いあわ(気泡)が見えますね。

<ヒント>
 私たち人間(動物)は、空気(
酸素・さんそ)を吸って、息をはきますね。この息の中には二酸化炭素がたくさんふくまれています。
 さて、植物も生きていますから、やっぱり・・・・。

 ★答えは、次回の「鳴鹿水族館」でお知らせします。
 学校でも、先生に伝えて下さいね。
 2 あわ(気泡)は酸素です。(5/11) 今日は朝からたくさんの児童から答えが返ってきました。
<こたえ> さんそ(酸素)です
 実は植物は空気中の二酸化炭素をすって,酸素をはきだしているのですよ。その様子を目で確かめることはなかなか難しいですが,水の中ならよくわかりますね。私たち人間(動物)は酸素がないと生きていけません。その酸素を植物が毎日作ってくれています。感謝,感謝ですね。
 3 水槽には下のようなものがありますよ。さて何でしょうか?(5/11)
 さて,今日は水槽(すいそう)のまわりに注目してもらいたいと思います。水槽の左下にボンベに一つありますね。
 このボンベの中には何が入っているでしょうか?

<ヒント>
 写真の右下をごらんください。水槽の中ですが,ガラスの筒(つつ)みたいなものがありますね。いつもこの筒からあわがブクブクと水中に出てきていますよ。みんな,明日見てごらん。このあわの正体がこたえですね。
 4 なぞのボンベの正体は二酸化炭素(にさんかたんそ)です。(5/12) なかなか好評ですね。このコーナー。
今日も朝からたくさんの児童から答えが返ってきました。
<こたえ> にさんかたんそ(二酸化炭素)です
 液体の二酸化炭素が入っています。
 5 鳴鹿小学校の水槽の中には、魚(ネオンテトラ・・・)やエビがたくさん入っていますね。魚やエビは動物の仲間ですから,水の中にとけている酸素えらでとりこみ、二酸化炭素を水中にはきだしています。
 水草は、水の中にとけている
二酸化炭素をすって、酸素を水中にはきだしています。でも、水槽の中で水草を育てるためには、魚やエビがはきだす二酸化炭素だけではうまく育てることはできません。それで、学校では二酸化炭素のボンベから強制的にはきだしているのです。水草がどんどん大きくなっていくのはそのためですね。水草が葉からたくさんの酸素を水中にはきだしていますからよく観察して下さいね。
 
水槽という小さな世界ですが、動物と植物がうまく生きていますね。