鳴 鹿 水 族 館  2004年7月
 7月22日(水) 「夏の水温上昇」と「藻の多量発生」対策
 鳴鹿水族館の水草水槽で発生した問題について,いろんなご意見をいただきました。ありがとうございました。
まず,藻の発生についてはヤマトヌマエビを30匹購入しました。水温の上昇の問題は,扇風機を上部におきました。蛍光灯に影響は出ましたが,水温はみるみる下降しました。現在は30℃をこえるようなことはありません。
ヤマトヌマエビです。すきとおった身体が印象的ですね。30匹が水草についた藻を食べてくれます。 水槽上部につけた扇風機です。蛍光灯が4本点灯できなくなりますが,水温は30℃をこえなくなりました。これは効果的!
 7月15日(木) ドジョウ水槽オープン
 鳴鹿水族館に新しい水槽がオープンしました。「ドジョウ水槽」です。
 学校ちかくの小川から採取したものです。鳴鹿の小川には今でもドジョウがいるんですね。正直びっくりしました。全部で15匹のドジョウを捕獲することができました。さっそく持ち帰り「ドジョウ水槽」のオープンです。ドジョウは見ていてあきませんね。たちまち鳴鹿水族館の人気者になりました。
ドジョウ水槽照明  20W蛍光灯2本 水槽 ニッソー(600×350×350) 
底床
大磯(中) 水槽台 児童用の机 ろ過器 上部ろ過器
ドジョウをパチリ。細長い体型に口ひげをつけて,とても愛きょうのある魚ですね。ときおり,水上に口を出して息を吸っているような行動をとります。 水中をゆうゆうと泳ぐドジョウです。ある本に「ドジョウはおならをする」と書いてありました。ドジョウがおならをするなんておもしろいね。

 7月5日(月)
 鳴鹿水族館がオープンして,2ヶ月が経過しました。水草の生長もいちじるしく水槽内が水草でいっぱいになってしまいました。少し草刈り(水草刈り)をしないといけないと思います。
 今,世話をしていて,困っていることが2つあります。一つ目は,水槽の後ろのガラス面を見て下さい。緑色の藻が一面に発生しています。定規を使って時々取り除いていますが,取っても取っても発生しています。この藻が水草にも付いて困っています。どうしたら取り除くことができますかね。現在は10匹のエビが入っています。もっと入れないといけないのかな・・・
 二つ目は水温の上昇です。今日(7月5日)は,水温31℃になっています。気温の上昇にともない,熱帯魚や水草はこの水温でも大丈夫なのですか。ちょっと心配しています。蛍光灯が水温上昇の原因になっていると考えられますが,蛍光灯を消すわけにはいきませんしね。どうしましょう・・・・。何かよいお知恵がありましたら,メールでおしえて下さい。

照明  
20W蛍光灯8本・タイマーで自動制御(手作り) 水槽 ニッソー(1200×450×450) 
底床 
大磯(中) 水槽台 旧図書館カウンター利用(とても丈夫です) ろ過器 ニッソー外部ろ過器
グロッソスティグマが密生しました。小判形の葉が,重なり合うように密生しています。 バリスネリアの根とランナーです。ランナーでどんどん繁殖していきます。 アマゾンチドメグサの水中の根です。水中にのびた根は白くとても美しいですね。