2月2日(金)
 今朝も数匹の稚魚(ちぎょ)が弱っているように見えました。今日も大量に死ぬのではと心配でしたが,何とか息を吹き返してくれたようで,今日死んだ稚魚は1匹もいませんでした。さて,以前から”ふたごのサケ”の存在がうわさされていましたが,かくれ家を取り払った結果,この”ふたごのサケ”がしきりに見受けられるようになりました。確かに1個の卵から生まれたサケらしく,1つのさいのうを共有,つまり2匹が腹でつながっている状態の奇形魚です。これまでお互いにとることのできる栄養も2分の1しかなかったためか,体長も小さめです(3cm弱)。ただし,動きが他の魚に比べてもすばしっこく(2匹分のパワー?),写真を撮る(実際にはビデオで撮影する)ことも難しいです。”ふたごのサケ”の写真を3枚用意しましたが,鮮明ではないので,お分かりいただけたでしょうか。この”ふたごのサケ”が今後どうなるか,気になるところです。