鳴鹿っ子ダイアリー  2007年9月
学校生活の中でのできごとや,学校の風景点描など,小さな話題まで日記形式で紹介します。
※9月は分量の関係で2ページに分割しています。 →9月21日以前はこちら 
9月22日(土)
 今日は待ちに待った「なるかっ子パワーアップデー」が開催されました。前日までの猛暑も少し和らいだようで,よい秋晴れの下での開催となりました。
 今年のスローガンは,
「あせとえがおのパワーアップデー」です。残暑の中,文字通りいい汗をかいたことと思いますし,勝ったチームも負けたチームも笑顔で楽しんでいたのではないでしょうか。競技は全員種目が「みんなでしっぽ取り」「玉入れ大作戦(祖父母招待)」「みんなで力を合わせてひっぱれ(綱引き)」の3種目,,縦割り種目が「大玉ごろごろゴールを目指せ!」「ジャンプでGO!(大縄跳び)」「だるま救出大作戦」の3種目,そして4・5年生の一輪車演技と,各色の応援合戦です。前半の競技は,練習の時とは変わって,赤組が大きくリードを奪う展開でした。終わり2種目で白組が大きく挽回しましたが,結果は380対430で赤組が優勝しました。白組も最後までねばり強く健闘したと思いますし,一輪車演技や応援合戦も練習の成果をしっかり発揮することができました。そして,みんながルールをしっかり守って,進行もスムーズで,大成功たったといえるでしょう。高学年を中心にしっかりまとめることができてよかったと思います。
 今年のパワーアップデーは,保護者の皆様のご要望が多かったことから土曜日の開催とさせていただきました。お休みのところ多数の保護者並びに祖父母の皆様にご参観いただき,ありがとうございました。また今年は,競技の円滑かつ安全な進行という観点から,他の小学校同様に写真・ビデオ撮影場所に制限を設けさせていただきましたが,こちらもご協力ありがとうございました。
 →行事紹介「なるかっ子パワーアップデー」
9月22日(土) ※9月24日(月)更新
 今月は,9日に行われた「継体大王即位1500周年物語T」(→「行事紹介」)をはじめとして,継体大王即位1500年を記念したイベントがさかんに行われております。そして22日(土)の夜には,上久米田地区で9年ぶりに「大王祭」が行われました。
 「大王祭」は古代の越の大王たちの御霊を鎮め,新しい大王が王位を継承するという儀式を再現したものです。大王祭は「越まほろば物語」の一環として平成元年から10年まで行われました。その後も八幡神社で巫女の舞を中心とした祭り(久米田庭火)を9月23日に行ってきましたが,今年は継体大王即位1500年を記念して「越の大王祭保存会」が9年ぶりに大王祭を復活させたものです。会場は以前と同じ「ゆにわ台」とよばれる前方後円墳型の舞台で,北陸最大,全長140mの前方後円墳を擁する六呂瀬山の中腹に位置しています。
 午後7時,かがり火に照らされて,新大王や忌部,宇津女,巫女が入場。祭壇に埴輪(はにわ)などが供えられ,越の大王たちの霊を呼び起こしました。そして6名の女性による巫女の舞が優雅に披露されました。今年の巫女はすべて中学生以上になりましたが,鳴鹿小学校の先輩たちです。最後に新しい大王が即位を高らかに宣言して,厳粛なうちに儀式は幕を閉じました。
 この日鳴鹿小学校ではパワーアップデーが行われましたが,小学生の子どもたちも多数見学に訪れていました。「まほろば」の地に生まれ育ったことを誇りに思い,伝統を今後とも受け継いでいってほしいものです。
 →「六呂瀬山古墳群&鳴鹿大堰を愛する会」
9月26日(水)
 今日は水曜日。月曜日が秋分の日の振替休日,火曜日の昨日は土曜日の行われたパワーアップデーの振替としてお休み,ということで.当校では今日が週の始まりとなりました。3連休明けですが,疲れは十分に取れたでしょうか。
 今日のなるかっ子タイムにはは
児童集会が行われました。集会に先立ち表彰式が行われ,坂井地区の近視予防に関する作品(図画ポスター,作文,標語)と,写生画コンクール銅賞が教頭先生から表彰されました。前者では,6年生児童2名がポスターと作文で優良賞に入り,県中央審査会に進んでいます。よい結果が出るといいですね。児童集会は,パワーアップデーの各種目表彰が行われ,児童会役員より各色代表に表彰状が手渡されました。総合優勝は赤組でしたが,種目別の賞状は赤組4枚,白組3枚となかなかいい勝負でした。来年もまたいい勝負で楽しいパワーアップデーにできるといいですね。
 さてパワーアップデーが終わっても,これから先も多くの行事が続きます。来週には坂井市連合運動会(6年生),マラソン大会の2つの体育的行事が相次いで行われます。各学年とも,今日の体育あたりからマラソンコースを試走するなど,マラソン大会に向けた練習が始まりました。本番まで時間はあまりありませんが,これから休み時間などに練習に励み,目標に向かって努力する子どもたちの姿が見られることでしょう。
9月27日(木)
 今日は2つの話題をまとめて紹介します。まず,2年生が「のりものたんけん」に行きました。下久米田のバス停から路線バスに乗って城入口まで行き,丸岡図書館まで歩いていきました。
 バスの中では初めて整理券を手にして,運賃表を見ておどろいていました。「170円になった。」「9ばんの所見るよ。」「このボタンは何かな?」など,ふしぎがいっぱいだったようです。初めてバスに乗る子がいたので,お金を払う機械(運賃箱)を見てどうやって入れたらいいのか分からなかったようでした。
 図書館では,「大きなおいも」「おなら」の本など季節に合った本やおもしろい本を読んでくださいました。子どもたちは,また本が大好きになったようです。「今川節の部屋」も見せてくださいました。節さんの「めがね」を見て,1学期にあったコンサートを思い出したようです。帰りに気に入った本を1,2冊借りていきました。とっても思い出いっぱいの「のりものたんけん」でした。
 3〜5年生は,業間〜3限目に
「どろんこ教室(稲刈り)」を行いました。5月に植えたコシヒカリは,夏後半からの好天続きでとても順調に生育し,この日の稲刈りを迎えることができました。今回もJA花咲ふくい高椋東支店,鳴鹿地区老人会,管理者の前田さんのご協力をいただきました。開会式のあと,稲刈りのやり方について指導をいただき,早速稲刈りを行いました。今回はかまで稲を刈るだけでなく,束にして結ぶことにも挑戦しました。稲刈りは,初めて挑戦する3年生はまだまだ不慣れな手つきでしたが,4年生,5年生と学年が上がっていくにつれて上手にできるようになりました。ただ結束の方は,5年生といえども難しかった様子でしたが,”個別指導”のおかげで回数を重ねるにつれて慣れ,しっかり結べるようになってきました。最後はコンバインで脱穀にかけたり,落ちている稲穂を丹念に拾い集めたりして作業を終えました。収穫されたお米は推定5俵分(約300kg)とのことで,みんなで収穫の喜びを味わうことができました。お世話になりました皆様,今日は暑い中本当にありがとうございました。
 →行事紹介「どろんこ教室(稲刈り)」
9月28日(金)
 今日は「小松長生監修 ふるさとふれあい スクールコンサート2007」が本校体育館で行われました。これは県内20校を巡回し公演するもので,当校がちょうど最後の20校目の公演となります。
 今日は福井県出身で芸術監督の小松長生さんをはじめ,同じく福井県出身のピアニストの高木裕美さん,さらにソプラノのクリスティン・ウォルターズさん,ヴァイオリンの浅井万水美さん,クラリネットのアリックス・ラインハルトさんの5名が素晴らしい演奏をしてくださいました。モーツァルトの「トルコ行進曲」をはじめ,ショパンやシューベルトなどの有名なクラッシック曲,さらには日本の名曲の「ふるさと」などが演奏されました。子どもたちも生のプロの演奏を聴いて,心の栄養を増やしているようでした。ソプラノのクリスティンさんとともにみんなで歌った「ドレミの歌」も大変きれいに響いていました。児童会役員からお礼の言葉と花束が贈られたあと,アンコールとして「ラデツキー行進曲」を小松さんの指揮に合わせて手をたたきながら聴き,約1時間のコンサートの幕を閉じました。
 今日のコンサートで感じたことを生かして,鳴鹿っ子みんながさらに音楽好きになってくれることを期待しています。
9月30日(日)
 今日は鳴鹿幼保園ファミリー運動会が当校で行われました。前日の懸命な準備にもかかわらず,今日は予想に反して朝からあいにくの天気になってしまいました(テントの撤収など大変そうでした)。そのため運動会は体育館で行われることになりましたが,幼保園のおともだちのみなさんは,狭い会場ながらも競技や応援,お遊戯など元気いっぱいに動き回ってました。体育館は色とりどりのコスチュームやかざりでとてもにぎやかな雰囲気に包まれ,とてもすばらしい運動会になったようですね。
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