5年生まほろば学習「ワークショップ学習〜地域用水を考えよう」
はじめに
 この子どもワークショップ学習は,九頭竜川下流地区地域用水対策協議会(鳴鹿大堰右岸,東二ツ屋)主催によるもので,当校では昨年から4年生(現5年生)が取り組んできたものです。昨年は第1回目(9月6日)に農業用水とパイプラインについて学び(→「鳴鹿っ子ダイアリー」2004年9月6日),翌日は鳴鹿大堰と五領川浄化センターを見学しました(→「鳴鹿っ子ダイアリー」2004年9月7日)。11月22日には高椋用水を実際に調べ,水生生物をたくさん見つけた一方で,ごみの多さには驚かされました(→「鳴鹿っ子ダイアリー」2004年9月6日)。
 今年度の子どもワークショップ学習は,これらの成果をふまえ,鳴鹿大堰をはじめ十郷用水や高椋用水,新江用水など地元をうるおす用水路について過去や現在の様子,そしてパイプライン化された未来の姿について考え,壁新聞にまとめていこうという活動が行われます。
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2月7日(金) 第3回ワークショップ
 今日が最後の壁新聞づくり活動です。地域の用水に関して調べたことや自分たちの考えなどをまとめた壁新聞を仕上げることが今日のテーマです。この日も福井新聞社読者センター長の笈田信幸氏をはじめとして14名の関係者やスタッフの方々が来校され,7つの班に分かれて壁新聞づくりのアドバイスをしてくださいました。これまでに素材となる原稿や写真が集められ,今日はいよいよ紙面としてまとまる段階です。
 

まず九頭竜川下流地区地域用水対策協議会事務局長の竹内紘一氏の進行で,福井新聞社読者センター長笈田信幸氏ほかスタッフの紹介が行われました。

集められた資料の中から,どの写真をどの大きさで使うか検討中です。

水生生物の資料が集まり,図鑑風に仕上がったようです。高椋用水にはこんなにたくさんの生き物がいたんですね。

笈田氏からは,細かいところにも的確なアドバイスをいただきました。間もなく素晴らしい作品に仕上がります。

こちらも間もなく完成の段階ですね。よく工夫されてとてもきれいに,上手にまとまりました。

壁新聞とともに記念撮影。壁新聞の展示で作成者の写真もあわせて展示されるとか。
3月5日(日) 地域用水シンポジウムで壁新聞展示
 福井市下六条町のの福井県生活学習館(ユーアイふくい)で,「福井をもっと“たのしく”“おいしく”」をテーマにした「地域用水シンポジウム」が行われ,ここでは5年生がワークショップ学習で作成した壁新聞が,特設コーナーで展示されました。たくさんの来場者が子どもたちの力作に見入っていました。この様子は,福井新聞3月25日付付録「おとなの日」にも掲載されています。
 そして完成した作品の数々をご覧ください。

壁新聞はシンポジウム会場の後方に展示されました。壁新聞と作成者の写真が掲示されています。

これまでのワークショップ活動の取り組みもあわせてパネルで紹介されました。
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