鳴鹿っ子ダイアリー  2005年11月
学校生活の中でのできごとや,学校の風景点描など,小さな話題まで日記形式で紹介します。
※11月は分量の関係で2ページに分割しています。 →11月11日以前はこちら 



11月14日(月)
 今日は学校集会が行われました(写真右下)。先月25日に行われたマラソン大会の上位入賞者・大会記録者をはじめ,赤い羽根標語やみどりの絵など数多くの表彰が行われました。このようにさまざまな分野で活躍する鳴鹿っ子の姿。今日のダイアリーでは,12日(土)に行われた丸岡町社会福祉大会での活躍の姿を紹介します。
 社会福祉大会では,(元)手話クラブによる4・5年生13名のメンバーで,鳴鹿小学校の福祉協力実践校としての発表を行いました。約3年間の取り組みの概要をプレゼンテーションで紹介し,それに合わせて児童がコメントを発表しました。そして「切手のないおくりもの」の曲に合わせて手話を行いました。曲が始まると,会場からは手拍子が起こりました。児童はその手拍子にちょっぴり緊張してしまったようですが,最後まで堂々と発表することができました。発表後,会場からは大きな拍手をいただきました。

11月15日(火)
 今日は,児童たちが楽しみにしているクラブがありました。後期のクラブは今日で3回目です。
 イラストクラブでは,玉転がしゲームを製作中です。それぞれ木製の台とダンボール製の台から好きな物を選び,デザインを考えて,製作を始めました。思い思いのデザインに色を丁寧につけていきます。 ダンボール製の方は,早くも組立作業に入りました。「ストッパーって何だろう?」手順をみんなで考えて進めていきます。 出来上がるのが楽しみです。


11月16日(水)
 今日は来年度就学予定者を対象にした就学時健康診断が行われました。特別校時で児童の下校と入れ替わりに受付が始まりました。子どもたちはまず,保護者同伴で内科検診や歯科検診を受けました。(次の段落は,ひらがな主体で書きます)
 そして,いよいよ”おべんきょう”のじかんです。たいいくかんで3つのグループにわかれてならびました。なまえをよばれると ”はい”と大きなこえで おへんじをしてならびました。それぞれのきょうしつにはいって,”おべんきょう”がはじまりました。みなさん,きょうの”おべんきょう”はたのしかったですか。おべんきょうがおわってから,めやみみのけんさ,せのたかさをはかりました。おぎょうぎよくできましたね。
 知能検査の間,保護者の方を対象に体育館で入学説明会が行われました。生活上のきまりや準備物など熱心に質疑が交わされました。今後も何かわからないことがありましたら何なりと学校までご連絡下さい。来春のご入学を心待ちにしております。

11月17日(木)
 今日は,ビオトープの様子をご覧いただきます。朝夕の冷え込みも一段と感じ始め,福井県でも最低気温も10℃を下まわるようになりましたね。ビオトープ池周辺の雑草も11月に入り,冬の訪れを前に,すっかり茶色に枯れはじめました。まだ,いくぶん写真中の緑色に見える草はシロツメ草とヨモギです。池に密生したガマも枯れはじめていますね。
 池の中の昆虫や魚も冬支度(ふゆじたく)にはいっていることでしょうね。最近までたくさん飛んでいたトンボもチョウもほとんど見られなくなりました。トンボやチョウはどのように冬を越すのかを図書館で調べてみるのもおもしろいね。
 →「まほろばビオトープ」のページへ

11月18日(金)
 今日は鳴鹿っ子タイム(業間)の様子をご覧いただきます。鳴鹿小学校では,業間の時間を活用して,毎週,月曜日は学校集会・児童集会,火曜日と木曜日がクラスタイム,水曜日と金曜日がパワーアップタイムになっています。(※行事の関係で変更になるときもあります) 昨日のニュースで,福井県大野市では初霜のニュースが報道されていましたが,鳴鹿っ子は寒さに負けず元気にマラソンです。学年ごとに整列して準備体操→軽いランニング(学年ごとに整列)→自分のスピードでランニング(各自)→学年整列して整理運動の流れになっています。音楽や放送委員のアナウンスに合わせて一斉に走るすがたは,子どもたちの力強さを感じます。天気の悪い日は,体育館でなわとびやエアロビクスをおこないます。短い時間の活動実践ですが,何ごとも積み重ねが大切だと考えています。これからまだまだ寒くなりますが,天気の良い日にはマラソンで頑張りましょう。


11月21日(月)
 今日の福井県内はこの秋一番の冷え込みとなりました。今朝の最低気温は福井市で0.9℃で,初霜を観測。大野市では氷点下2℃まで下がりました。この冷え込みで,鳴鹿小学校近くのグリーンセンターや周辺の山々は紅葉が美しく色づいています。冬の足音が一気に近づいているようです。学校では風邪気味の子も増えてきたようですが,健康管理には十分注意しましょう。
 さて今日の2限目には,
3年国語の研究授業が行われました。今日の単元は「大事なことをたしかめよう 食べ物はかせになろう」で,「すがたをかえる大豆」を読み取り,調べたい食べ物について本などで調べて「調べた事がらカード」に書き,それを整理して作文にするものです。今日は「調べた事がらカード」の中から必要なものを選び出して順番を整理し,「作文メモ」を作る部分を学習しました。意欲的にたくさん調べた子もいて,それをしぼって選び出すことも一苦労ですが,「はじめ」「中」「終わり」の順に要点を整理して分かりやすくまとめる力をつけることが大切です。1年生から6年生まで発達段階に応じた作文指導が行われますが,とにかく作文力というのは,作文を多く書く体験を通して身に付くものでしょう。


11月22日(火)
 今日のなるかっ子タイムには,児童集会が行われました。集会に先立ち表彰式が行われ,今日は「ジュニア文学賞」「アイディア貯金箱」「JA共済書道コンクール」の各表彰が行われました。引き続き児童集会が行われ,今日の歌として6年生のリクエストによる「カントリーロード」が歌われました。
 今日のメインは美化掲示委員会による発表です。はじめの集合から始まり,ぞうきんがけ,机の上げ下げ,そうじ終了後の反省会まで,一連の流れを劇で紹介し,正しいそうじのやり方を説明しました。またプラスチックごみの分別など,正しいごみ処理の方法も紹介されました。ふだんから一生懸命そうじにはげんでいる鳴鹿っ子ですが,これを機会にさらに学校美化への意識を高めましょう。


11月24日(木)
 避難訓練です今回の訓練は,休み時間に火災が起きたという想定で行われました。本来ならばグラウンドへ避難するのですが,今日は雨降りだったため体育館に避難しました。…と言っても,休み時間ということもあって,最初から体育館で遊んでいる児童もたくさんいたのですが…しかし…いざ非常ベルが鳴り出すと,みんな真剣そのものです1年生もビシッと動きを止めて,しっかりと放送を聞いて行動することができました。また,6年生の中には,1年生を整列させるために一役買って出た頼もしい児童もいたようですう〜ん,素晴らしい消防署の方からも,「みなさん,口を閉じてしっかり避難していました。」と,お褒めの言葉を頂きました。その後は,各クラスに戻って,『阪神大震災の教訓』のビデオを見ながら,地震に際しての対応の仕方や準備について学習しました。どのようなことを学んだのか,ご家庭でも一度聞いてみてくださいね


11月25日(金)
 今日は,2年生が,鳴鹿幼保園のたけぐみさんと1年生を招待して,秋のフェスティバルを行いました。
 合奏や朗読劇を披露し,いよいよお店開始!今年のお店は,「サッカー」「スマートボール」「ボーリング」「おばけやしき」「さかなつり」「さつまいもとフルーツのレストラン」の6つです。どのお店も大盛況で,行列ができていました。
1年生や幼保園の子達からは,「楽しかった!」という言葉が返ってきて,今までのがんばりが報われた気がした2年生でした。


11月25日(金)
 今日はもう一つの話題を紹介します。3限目と4限目に,4・5年生によるこども俳句会が行われました。”俳句のある町づくり”を目指す丸岡町では,毎年町内各学校からの応募による「梨一賞」という俳句のコンクールが行われています。その充実を図るとともに,俳句を作る楽しさを味わわせたいと俳句会が行われ,丸岡俳句会の荒井龍聲(りゅうせい)先生・牧田正太郎先生より直接の指導をいただきました。今日は天気の変化が激しかったのですが,3・4限目にはきれいに晴れ上がり,学校近くの神社に出かけて季題(季語)をさがし,先生方からのアドバイスを受けながら自由な発想で俳句を作っていきました。紅葉と落葉が美しいこの時期,それを題材に俳句を作った児童も多く,みんなの素晴らしい俳句の出来映えに先生方も賞賛されていました。これからも冬に向けて季節もさらに移り変わっていきますが,さらに季節にあった俳句にチャレンジしてみるのもいいでしょう。
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11月28日(月)
 今週の金曜日(12月2日)には,教室のワックスがけがあります。というわけで,ワックスがけに備えて,今日の清掃から教室の水ぶきを行うことになりました。年に2回しかないワックスがけとあって,子どもたちの手にもいつも以上に力が入りますさあ,来週の月曜日には,教室が見違えるほどピカピカになっていますよ〜
サンタさんも,ビックリしちゃうかも!?

11月29日(火)
 今日は科学クラブが取り組んでいる「サケの飼育」活動を紹介します。学校近くに国土交通省 福井河川国道事業所「九頭竜川資料館」があります。この資料館近くに流れる九頭竜川支流の永平寺川にたくさんのサケが遡上しました。科学クラブは,11月から遡上の様子を観察し産卵の様子も確認することができました。さらに,資料館のご協力もあり,サケの人工授精も体験することができました。このような貴重な体験を生かして,いよいよ来月より,学校で発眼卵から稚魚への飼育がスタートします。ふるさとの川にサケが遡上するすばらしい地域の自然環境を大切に思う心を育んでいきたいと考えています。この写真(左)は,科学クラブが資料館へ受精卵の様子を観察に行ったときの様子です。突然,サケの飼育を取材に来られていた新聞記者の方からクラブ員が取材をうけているところです。クラブ員からは「ぜひ,稚魚に育てて,放流したい!」と,力強い言葉が聞けました。これからスタートする飼育の様子はホームページで随時発信していきます。

11月30日(水)
 今年度,鳴鹿地区に子どもたちの登下校の安全確保を目的に「鳴鹿見守り隊」が発足致しました。地域のボランティアの皆様がお忙しい中,子どもたちのために積極的にご支援して下さり感謝申し上げます。全国的に子どもたちにかかわる大変痛ましい事件を耳にするたび,子どもたちの安全確保の大切さを感じます。学校では,校内安全パトロールや下校指導をおこなっています。今後更に地域の皆様との情報交換をおこない,連携を深めていくことで安全確保につとめて参りたいと思います。
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