5年生環境学習(まほろば学習=総合的な学習の時間)
「坂井市ジュニア環境サポーター」
5年生環境学習
リンク
お米づくりで考えよう鳴鹿の環境
 5月の活動 6〜7月の活動 8〜11月の活動 11〜12月の活動
ジュニア環境サポーター
 地域の環境についてまとめよう
鳴鹿エコロジー作戦
 教室の省エネルギー作戦
1年目の活動
 坂井市では平成19〜20年度において「坂井市環境基本計画」を策定することとなり,その素案に坂井市の児童の視点からの意見を反映していくこととなりました。そこで,坂井市内各小学校の5年生から男女各1名の「ジュニア環境サポーター」を推薦し,2年間にわたりワークショップ(地域環境の発表会)などに携わることになりました。
10月 地域の環境についてまとめよう
 ジュニア環境サポーターの発表を前に,鳴鹿地区の環境のよいところや問題点について考えていくことにしました。国語「伝え合って考えよう」の学習をもとに,身近な課題について調べ発表し,環境に対してこれから自分たちで取り組んでいけることは何か,考えをより深めていこうとするものです。内容も,まほろば学習「お米作りで考えよう鳴鹿の環境」はもとより,4年生の合宿通学など,これまでの学習を活かして課題を設定していきました。
 鳴鹿地区は即位1500年を迎える継体大王ゆかりの地,そして”鳴鹿伝説”により十郷用水が開かれて1000年の歴史を誇ります。今に至るまで福井平野の田畑やくらしをうるおす水源地・鳴鹿地区の歴史と環境について,さらには身の回りの環境問題について見つめ直しました。調べた課題は六呂瀬山古墳群の環境,九頭竜川と大谷川環境,学校ビオトープの環境,学校の使用電気量と「省エネ」の問題,家庭での「エコ宣言」の実行についてです。班別に調査したことを発表し,鳴鹿の環境の現状についてみんなで考えました。
国語「伝え合って考えよう」の学習を受け,身近な環境問題の中から自分たちなりの課題を設定しました。 班によっては,実際に現場に足を運んで現地調査を行いました。左上は六呂瀬山古墳,右下は九頭竜川を調べたものです(児童撮影写真)。
10月26日,調べたことを図表にまとめて発表しました。この班は外来種が多く繁殖したビオトープの現状についてまとめました。 この班は,「我が家のエコ宣言」の実態を調査しました。エコ実践例として,魚を切るときチラシを利用して,水をよごさないようにする工夫を紹介しました。
この班は九頭竜川や大谷川を調査しました。大野の御清水と比べても,大谷川の水はこんなにきれいです。 この班は,(有)PTPの調査データをもとに,学校の使用電気量と「省エネ」の問題について考えました。
資料の一部を紹介します。左は六呂瀬山古墳群の歴史と環境について考えました。現地調査から,観光客によるごみが4年前と比較しても多かったことが分かります。右も九頭竜川や大谷川の現地調査により,川や魚を守るために大切なことを考えたものです。
各グループの発表を聞いて考えが深まりました。今度はそれらをもとに,坂井市ジュニア環境サポーター発表会の資料をまとめました。 こちらは鳴鹿地区の自然や歴史など,環境に関するポイントを地図にまとめているところです。
資料には,身近な生活環境,自然や歴史の環境に対して,自分たちができることや,大人の人たちに協力を求めることなどをまとめました。 地図に記されたポイントには,歴史や自然遺産として誇れるものが多い一方,ごみに悩まされているところもあります。
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