鳴鹿水族館 サケの飼育・観察 平成18年度
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研究発表「鳴鹿まほろば物語〜サケ生い立ちの記〜」
(2007年3月6日「6年生を送る会」で発表)
活動報告 3月
 3月4日(日),永平寺町の九頭竜川資料館で「サケ旅立ちのつどい」が行われ,里親事業に参加した他の15小中学校とともに放流会に参加しました。それは,6年生の子どもたちがわが子のように大切に育ててきたサケの稚魚とのお別れで,もう一つの”卒業式”です。
 その2日後の3月6日(火)には,「6年生を送る会」が行われ、ました。6年生は「鳴鹿まほろば物語〜サケ生い立ちの記〜」と題して,鳴鹿地区の歴史(特に継体天皇即位や用水,鳴鹿大堰に関して)やビオトープ学習とあわせて,サケ飼育の体験や学習をまとめた研究成果を発表しました。発表資料のプレゼンテーション画面は,上にあるリンクからご覧いただけます。また発表の様子は,行事紹介をご覧下さい。
 →「鳴鹿っ子ダイアリー」3月4日号3月6日号    →行事紹介「6年生を送る会」
3月4日(日) 
◆サケ旅立ちのつどい(九頭竜川資料館)
 「サケ旅立ちのつどい」には,当校から6年生のほとんどとその兄弟,保護者のみなさんを中心に参加しました。九頭竜川資料館の職員より,サケ飼育の取り組みや里親校の活動紹介が行われました。参加校が増えたことで,昨年のような各校からの実践発表は行われませんでしたが,各校とも子どもたちや先生方が,さまざまな工夫を行いながら大切に育ててきた様子がうかがえました。
 そしていよいよ放流です。鳴鹿小学校の約290匹や各学校,資料館で飼育した稚魚を合わせると,その数約4100匹が放流されることになりました。資料館脇の永平寺川の河原に出て,一人ひとり紙コップを手に,「元気でね」「がんばれよ」と声をかけながら,いたわるように稚魚を川へ放しました。放流後,館長さんより「稚魚放流証」をいただきました。
 サケの旅立ちを祝福する”卒業式”。子どものようにかわいがってきた稚魚を放すのは少し寂しい気持ちもあったようです。これから先,稚魚たちは他の魚や鳥などに食べられることもあるでしょう。厳しい自然の現実の中で,確率は決して高くないのですが,できるだけ多くの稚魚たちが大きな成魚になって,再びこの永平寺川に戻ってくることを期待しています。そしてあと2週間足らずで6年生は卒業を迎えます。そしてサケが戻ってくる2011年秋頃は,6年生のみなさんも立派な高校生になっていることでしょう。
 →「九頭竜川資料館(わくわくRiver Can)」ホームページ